契約書、医療記録、給与データを普通のメール添付として送ると、そのファイルを受け取った人なら誰でも読めてしまいます。閲覧パスワードを追加するとPDFが暗号化され、パスワードなしでは中身を見られなくなります。最近のビューアーはどれもこれに対応しているので、特別なソフトを追加でインストールする必要はありません。
この保護が実際にしていること
PDFを保護ツールは、現在のPDF暗号化の標準であるAES-256でファイルを暗号化します。パスワードがなければ中身は読み取れない暗号文になります。隠されているのではなく、暗号化されているのです。ただし、その保護はパスワードの強さ次第です。「invoice2026」のようなパスワードは、推測を試すスクリプトに数秒で突破されます。長いパスフレーズを使い、パスワードはファイルとは別の経路で共有しましょう(パスワードはメッセージで送り、PDFはメールで送る、など)。
限界を知っておく
パスワードはファイルを開けなくするだけで、受け取った人が開いた後に何をするかまでは制御できません。パスワードを知っている人なら誰でも、保護のないコピーを印刷・コピー・再保存できます。また、復旧手段は一切ありません。パスワードを紛失すると中身は永久に失われるため、安全な場所に保管してください。
手順
- 保護ツールを開く — PDFを保護ツールに移動し、ファイルを追加します。
- 強力なパスワードを設定する — 長いパスフレーズを選びます。複雑さより長さが重要です。
- ダウンロードして安全に共有する — 暗号化したPDFをダウンロードし、パスワードは別の経路で送ります。